Photo:Nakamura-san
新潟妙高はね馬国体 クロスカントリースキー成年C 5km
もがいてもがいて、もがきまくっての6位入賞でした。
5位と0.3秒、7位と0.8秒…根性まで使い果たしました。
1週間前からの発熱と咳で、ベストパフォーマンスを発揮するのは難しいと判断しました。しかしインフルエンザで出場すらできない選手もいる中で、挑戦できる可能性がある事に感謝し、むしろ戦い方をもう一度考えるキッカケになりました。そして最後までやり切る決意が固まりました。
とは言え、休む事を優先しながらの準備は勇気がいる事だったし、当初の予定と違って練習量が極めて少ないため何度も弱気に心が傾き、やってダメな方がいいや、とその場の安心を取るためにトレーニングをしたくて、目標を見失いないかける場面もありました。
しかし仲間の応援や、協力してくださる皆さんのお陰で最後まで結果にこだわる準備をする事ができました。きっと、これが国体というスキーレースでなければ、チーム長野の一員でなければ、そうはいかなったかもしれません。そして入賞という絶対に死守したかった結果を勝ち取ることができました。
朝早くから、夜遅くまでスキーの準備をしてくださり一緒に戦ってくださったチーム長野のスタッフには、苦しい場面で何度も後押しをいただきました。考えに考えた抜いた準備や、できる事はなんでもやってやるという熱い気持ち、たくさんの方に支えられ最後まで諦めずに戦ったレースは何より最高に楽しかったです。
結果にこだわればればこだわるほど、結果以上に大切なものを手に入れることができると改めて教えられたレースでした。
スポーツはおもしろい!学ぶこと、向上する事は楽しい!これからの選手、そして子ども達に伝えていきたいと思います。
たくさんの応援ありがとうございました!
スキー国体/クロスカントリースキー成年C
2014(山形) 3位
2015 (群馬)2位
2016 (岩手)5位
2017 予選敗退
2018 (新潟)6位