Photo by 杉村航
5月27日(日)に12回目の「たかやしろトレイルランニングレース」を開催しました。主催はインサイドアウトスキークラブ。私は実行委員長でした。
12年間。。。なかなかの年月が立ちました。このレースを始めた当時、28歳。。。何も知らない若造が、仲間たちに助けられながら、のらりくらりとよくここまでやってこれたなぁと。
あの山のてっぺんまで行って帰ってくるというシンプルなレース。
10回大会からタイム計測は、プロである計測工房さんに担当してもらっています。それまではなんと、ストップウォッチとエクセルと勘ピューターという、恐ろしいシステムでした。。。
全国的に見てトレラン人口は30-40代がボリュームゾーンに対し、今大会では29歳以下が2/3以上を占めるというのが特徴です。
地元の応援団、チャーミィー。うちのチームメイトが総監督を務めます。
やっとこの男がやってきました。プロトレイルランナー奥宮俊祐。もちろん優勝を狙うと宣言してスタート!
トレランレースで、スプリント賞/ゲレンデ上り(約1km地点)と、山岳賞/山頂地点、があるのはここだけ!?
未だかつて、3冠王(スプリント、山岳、総合)は誰一人獲っていません。松本大も上田瑠偉も小川壮太さんも望月将吾さんも獲れなかった3冠王を奥宮は獲るのか!
スプリント賞狙いの選手もいるのでスタートからラストスパートな輩多し。
スプリント賞を獲ったのは今年も地元の高校生。果敢なアタックでした。スプリントが終わるとレースは一旦落ち着きます。山岳ステージへ。
山岳賞と総合を獲ったのはこの男。宮川鉄也パイセン。酪農家の地元の鉄人です。今までも常に上位に君臨していましたが、何と今回が初優勝。コースを知り尽くした男が、勝つべくして勝ちました。
山頂には360度のパノラマが。ぜひ上って実際に見てください。
ところで奥宮はどうだったのか。山岳5位、総合2位。
「俺ってこんなに上り遅かったっけ。。。予想以上にレベル高い。。。来年は優勝しに来なきゃ!」いいコメントありがとうございます!
山頂MC、田中J。気合いでスピーカーを運びます。
スキー選手が多いのも特徴です。
女子中高生の参加も日本一多いと思います。
12kmにトレイルランニングの要素が凝縮されたコースです。
もちろんポールの使用もOK!スキーの山です。
メイン会場はスポーツハイムアルプ。
年々、10代の参加者が増えています。レースコンセプトでもある「多くの人に屋外でのアクティビティを楽しんでもらい たい」が少しづつ実を結んできていると感じます。
世界に一つ。地元木島平の夢屋ガラス工房さんで制作いただいたオリジナル盾。
若者からおっちゃんまで(笑)みんなが全力。
もちろんえのたんも応援に来ました。来年は必ず走ってもらいます。
爽やか過ぎる。。。おじさんには眩しいっす。
そして午後からは小学生の部がスタート。多くの地元の子供達が参加してくれます。たぶん日本一レベルの高いキッズレースかと。
距離が12kmという事で、ロングレース全盛の国内では短過ぎるのかもしれません。しかし、これからを担う10~20代のトレイルランナーを育 て、また楽しさ伝えるレースとして、その役割を担っていきたいと考えています。
私たちは、地元中学生、高校生、ビギナー、エリート、様々な人が自然の中を駆け 回るその姿にこそトレイルランニングの未来があると信じています。今後もこの10km前後の距離にこだわり幅広い人たちが参加できるレースを目指します。
by インサイドアウトスキークラブ。感謝
ちなみに、来年の開催は2019年5月26日(日)に決定。お待ちしています!