善光寺、八ヶ岳に続き、志賀高原40km、またしても4位。
ついでにゼッケンNo4。。。
7月7日(土)に出場した志賀高原マウンテントレイル(プロデューサーはスキー部後輩の山室忠、主催は北信濃トレイルフリークス)は4位でした。
スタートから身体が重く苦戦しました。理由はわかっています。
40km、累積標高1625m、3時間56分35秒、4位。
雨の影響で志賀高原特有のぬかるむトレイルは度を増して、沼のようでした。でも気温は低く、昨年の暑さを思えばとても走りやすいコンディションでした。
志賀高原は高校スキー部の頃から何度もトレーニングで歩かされた、勝手知ったるルート。後半の焼額山スキー場トップ以降、20kmは走りまくれるトレイル。その後半20kmをガンガン走るというプランでした。
が、、、例の焼額山に着いた頃には体重が2倍くらいになっているんじゃないかという疲労感。。。
でもプラン通りに、下りを利用してペースアップ。20kmからの10kmで順位を3位まで上げ、トップとは4分差から2分差まで追い上げました。が、残り10kmを残して終了。。。フィニッシュでは6分差でした。
災害に見舞われた地域の皆さんの無事を祈り、山の中を走らせていただく事に感謝。
今年は9月に100マイル(160km )に挑戦します。今までもこの距離は2回出走しましたが、どちらも途中棄権でした。そして人生で完走できなかったレースもこの2本だけです。
ここまでの100マイルレースは、良くも悪くも周りの方の影響で走りました。結果、敗れ去ったにも関わらず、また挑みたいという気持ちになれませんでした。
しかし40歳になった今、挑戦したい強い気持ちがあります。この事は、またブログに書きたいと思います。
さて、志賀高原で身体が重かった理由は2つ、間際のワークアウトがヘビーだった事、そしてトラックでのスピードトレーニングの負荷が強かった事です。わかっていました。
レース間際の調整力こそ、私の得意分野ですが、まずはトータル的な肉体の強さを高めるために封印する事にしました。100マイルへ向けた試みの一つで、レースも練習だと捉えるようにしました。
超長距離を走り抜くために(できれば速く)、今までよりも圧倒的に練習時間を確保しなければなりません。しかし実際はこれ以上、時間は取れません。またレースのために都度、調整を入れると量が落ちます。不本意だけど、だったらレースもトレーニングの場だと考えるようにしました。
来週末はONTAKE100km。こんなスケジュールにするのも初めてです。慢性疲労へ振り切れて戻ってこない、なんて事のないようにしっかりケアをしながら、ベストを尽くします。
ところで今大会のショート14.8kmの入賞者。なーんと、2〜6位までが全て現役のクロスカントリースキー選手。しかも国内トップクラス。オリンピアンも全日本チャンプもいます。そしてその頂点にどっかり居座るのが、長野が誇るスーパーオジサンズ(すみません笑)の一人、酪農家 宮川鉄也さん。通算5回目の優勝。無敵のパイセンです。
そして恒例になった無人の表彰台。牛のお世話があるので、誰よりも速くフィニッシュして、誰よりも早く帰ります。仙人の域です。すごいです。
40歳。何かと歳のせいにしがちですが、全く競技パフォーマンスとは関係がありません。宮川パイセン然り。
私もベストを尽くします。
それこそが一番の楽しむ方法だって事、よく知っていますからね。
大会関係者の皆様、素晴らしい大会をありがとうございました!感謝
山田琢也